氣愛鍼灸院では、胃もたれ、早期飽満感、みぞおちの痛みなど、機能性ディスペプシアの症状を胃だけの問題として捉えません。脈診を要に四診で、食欲、便通、睡眠、疲労、冷え、ストレス、経絡・氣血・五臓六腑の状態を確認し、一人ひとりの「証」に合わせた完全オーダーメイドの「経絡氣鍼術」で心身をまるごと整えます。

このような機能性ディスペプシアのお悩みはありませんか?

  • 食後、胃が重く、いつまでも食べ物が残っているように感じる
  • 少し食べただけでお腹がいっぱいになり、十分な量を食べられない
  • みぞおちに痛みや、焼けるような不快感がある
  • 上腹部の張りやつかえ、むかつき・吐き気などが続いている
  • 疲労や睡眠不足、緊張・ストレスによって胃の不調が強くなる
  • 胃カメラなどでは大きな異常がなく、胃薬を服用しても症状を繰り返している

機能性ディスペプシアに悩む方は、胃もたれやみぞおちの痛みだけでなく、食欲の低下、吐き気、便通の乱れ、冷え、睡眠の乱れ、首・肩の緊張、全身の疲労感など、複数の不調を抱えていることがあります。

必要な検査や治療を受けたうえで不調が続く場合には、胃だけでなく、心身全体を整える東洋医学の鍼灸を取り入れることも選択肢の一つです。

機能性ディスペプシアに、鍼灸【経絡治療】を取り入れる3つのメリット

経絡人形と「なぜ、経絡を整えるといくつもの症状が一緒に良くなっていくのか?」のメッセージ画像

◆いくつもの不調に、全身からアプローチできる

東洋医学は、人体を「氣」というエネルギー体として捉える「氣の医学」です。
全身には氣の流れるルートである経絡が巡り、五臓六腑の働きとつながっていると考えます。

経絡の流れが滞ると、その経絡上に複数の不調が現れることがあります。
そのため、鍼灸で経絡の流れを整えることで、ひとつの症状だけでなく、同じ経絡上に現れているいくつもの不調も一緒に回復へ向かいやすくなります。

◆症状の現れ方と身体の状態に合わせた「完全オーダーメイド施術」ができる

同じ機能性ディスペプシアでも、食後に胃もたれが強くなる方、少量しか食べられない方、空腹時にみぞおちが痛む方、緊張すると症状が悪化する方など、症状の現れ方は異なります。

食事量、食欲、便通、睡眠、冷え・ほてり、疲労、ストレス、月経、体質なども一人ひとり違います。東洋医学では、「胃がつらいから胃のツボ」と一律に決めるわけではありません。

脈診を要に四診から「証」を立て、経絡の虚実、寒熱、氣血の状態を見極めたうえで施術方針を決めます。同時に、使うツボや、そのときの身体に適した刺激量を判断します。

五感を研ぎ澄まし、微細な変化を指頭感覚で捉える繊細な施術によって、現在の身体に合わせた「完全オーダーメイド施術」を受けることができます。

◆薬とは異なる、非薬物的なアプローチができる

鍼灸は、薬を使用しない施術です。経絡・氣血・五臓六腑を整えることで、自然治癒力が働きやすい身体を目指します。機能性ディスペプシアに対して、薬とは異なる方向から全身にアプローチできることがメリットです。

東洋医学からみた機能性ディスペプシアとは?

東洋医学の古典には「病は氣から」とあります。東洋医学では、氣の乱れが経絡の滞りを招き、その経絡上にさまざまな不調が現れると捉えます。

食べ物を受け入れ、消化し、そこから氣血を生み出す働きには、東洋医学でいう「脾・胃」が深く関係します。脾胃は、生命活動を支える氣血を飲食物から生み出すことから「後天の本」とも呼ばれます。

ただし、機能性ディスペプシアをすべて脾胃だけの問題とするわけではありません。精神的な緊張や感情の変動と関係する「肝」、身体を温める力や生命力の土台となる「腎」など、ほかの五臓六腑の状態が脾胃に影響していることもあります。

胃だけに施術を限定せず、経絡・氣血・五臓六腑のつながりから全身を診ることが大切です。その変動を四診で捉え、脈診を要に古典の法則に則って全身の経絡を整えながら、症状の軽減と本来の調子を取り戻すことを目指します。

現代医学からみた機能性ディスペプシアとは?

◆明らかな病変が見つからなくても、胃やみぞおちのつらい症状が続く病気

機能性ディスペプシアは、食後の胃もたれ、早期飽満感、みぞおちの痛み・灼熱感などを主症状とする「消化管と脳の相互作用の障害(DGBI)」の一つです。
診断は、症状の特徴や経過を確認し、必要に応じた検査でほかの病気の可能性を評価したうえで、医師が総合的に判断します。

◆症状の特徴から、二つの病型に分けられます

食後の胃もたれや早期飽満感を中心とする「食後愁訴症候群(PDS)」と、みぞおちの痛みや灼熱感を中心とする「心窩部痛症候群(EPS)」があり、両方が重なることもあります。

◆胃の動きや知覚、脳腸相関など、複数の要因が関わる

胃が食べ物を受け入れて十二指腸へ送り出す働きの変化、内臓知覚過敏、胃酸、胃・十二指腸の微小炎症、感染後の変化、脳腸相関、睡眠、食生活、ストレスなど、複数の要因が重なって症状に関係すると考えられています。

安心して鍼灸を取り入れていただくために

胃もたれや早期飽満感などの不調が続いているときも、身体全体を整える方法として鍼灸を取り入れていただけます。ただし、次のような症状がある場合は、まず消化器内科などの医療機関への受診を優先してください。状態を確認したうえで、必要な検査や治療と並行しながら鍼灸を受けていただけます。

  • 吐いた物に血が混じる、またはコーヒーかすのような物を吐いた
  • 黒くタール状の便や、血の混じった便が出た
  • 食べ物や飲み物がつかえる、飲み込みにくさが次第に強くなっている
  • 飲み込むときに痛みがある
  • 嘔吐を繰り返し、水分や食事をとることができない
  • 特に理由がないのに体重が減っている
  • 食欲が著しく低下し、十分な食事をとれない状態が続いている
  • 貧血を指摘された、顔色が悪い、動悸や息切れがある
  • 突然、これまでにない強い上腹部痛が現れた
  • 強い腹痛が続く、または短時間で悪化している
  • 上腹部から背中にかけて強い痛みがある
  • 発熱や悪寒を伴っている
  • 皮膚や白目が黄色くなる黄疸がある
  • 腹部に硬いしこりや、急な膨らみを感じる
  • 胸の痛み、圧迫感、息苦しさ、冷や汗などを伴っている
  • 中高年になってから初めて胃の症状が現れた、または症状の現れ方が大きく変わった
  • 胃がん・食道がんなどの家族歴があり、新たな上腹部症状が続いている

氣愛鍼灸院の機能性ディスペプシアへのアプローチ

◆脈診を要に、四診で全体を診る

氣愛鍼灸院では、機能性ディスペプシアを「胃だけの問題」として捉えません。東洋医学の四診で全身の状態を確認します。特に、施術の要となる脈診を重視します。

四診から導いた「証」による施術は、
病名がないものにも対応できるのが東洋医学鍼灸の強みです。

※ 表は左右にスライドしてご覧いただけます。

四診 機能性ディスペプシアで確認する内容の例
望診 (舌診ほか) 舌の色・形・潤い・舌苔、顔色、表情、姿勢、背骨・骨盤のバランス、腹部の張り、身体の動き、全身の緊張状態などを観察する
聞診 声の強さや調子、話し方、呼吸の深さ、げっぷ、咳払い、口臭など、身体から発せられる音やにおいの情報を確認する
問診 胃もたれ、早期飽満感、心窩部痛・灼熱感の有無と強さ、症状が現れる時間帯、食事との関係、食欲と食事量、吐き気・嘔吐、げっぷ、腹部膨満感、体重変化、嚥下の状態、便の色や便通、医療機関での診断・検査、胃カメラやピロリ菌検査、服薬状況、睡眠、冷え・ほてり、月経、疲労、ストレスなどを詳しく確認する
切診 (脈診・腹診含む) 脈の浮沈・遅数・虚実、腹部やみぞおちの緊張・圧痛・温度、皮膚や筋肉の状態、背中・肩・手足に現れている経絡の反応などを手で確認する
四診合参 脈診を要として四診から得た情報を統合し、経絡・氣血・五臓六腑の状態から現在の「証」を見極め、施術方針を組み立てる

◆鍼灸(経絡治療)+氣愛式気功術(背骨・骨格調整)で全身丸ごと調整

経絡氣鍼術が複雑な症状にも一つの施術法で対応できる理由を示すイメージ

氣愛鍼灸院の「経絡氣鍼術」は、鍼灸(経絡治療)と、氣愛式気功術を融合した独自の全身調整です。

氣愛式気功術 / 経絡治療の効果を引き出すために、背骨・骨盤のバランスや身体の緊張を整えます。
経絡治療 / 脈診を要に四診から「証」を立て、全身の経絡・氣血・五臓六腑を整えます。

経絡治療で、一つの症状だけでなく、いくつもの不調を一緒に回復へ向かわせるには、いくつかのプロセスがあります。

・東洋医学の古典に基づく理論体系に沿って「証」を決定
・整えるべき経絡を見極める。
・要となる脈診で、生きているツボを選定し、鍼を使いわけ、刺激量を調整する。

証の決定、経絡とツボの選定には、根拠となる古典の法則を使った8つ以上の診断法を使います。
そのため、施術者の主観が入らず、再現性と整合性があり、結果に対して納得いく説明ができます。

しかし、これには非常に繊細な熟練の技術を必要とします。
知識だけで身につくものではなく、長年の修練と豊富な臨床経験によって磨かれる技術です。
そのため、高い精度で経絡治療を行える施術者は限られているのが現状です。

院長の吉川は、長年にわたり現場で臨床を重ね、数多くの難治性の症状に向き合いながら、その技術を磨き続けてきました。
この経絡治療と氣愛式気功術を融合して完成させたのが、当院独自の完全オーダメイド施術の「経絡氣鍼術」です。

「経絡氣鍼術」は、氣愛鍼灸院でしか受けることのできない施術です。

◆刺さない「てい鍼」を中心とした身体に負担の少ない施術

機能性ディスペプシアに悩む方の中には、食事量が減って体力が低下していたり、睡眠不足や疲労が重なったりして、強い刺激を負担に感じる方もいます。

氣愛鍼灸院では、皮膚に刺入しない「てい鍼」を中心に使用します。てい鍼は、皮膚に刺さず、経穴や経絡に接触させて用いる伝統的な鍼具です。

脈の変化や身体の反応を確認しながら、一人ひとりに合わせて刺激量を細かく調整できるため、身体への負担を抑えた施術が可能です。

胃やみぞおちを強く押したり、お腹へ深く鍼を刺したりすることを目的とせず、その方の「証」に基づいて、主に手足を中心とした必要最小限のツボを選び、全身の経絡を整えます。

機能性ディスペプシアでお悩みの方へ

食べることは、身体を養い、毎日を動かすための大切な営みです。
胃の不調を繰り返している方には、胃だけでなく心身全体を整える鍼灸という選択肢があります。安心して食事を楽しみ、活力ある毎日を取り戻せるよう、経絡氣鍼術で支えていきます。

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