このような自律神経失調症のお悩みはありませんか?
・検査で大きな異常はないと言われたが、つらい不調が続いている
・治療や薬で一時的に楽になっても、症状を繰り返す
・めまい、ふらつき、立ちくらみが起こりやすい
・動悸や息苦しさを感じることがある
・眠りが浅く、朝起きても疲れや身体の重さが残る
・頭痛、首・肩こり、胃腸の不調、冷えやほてりなどが重なっている
・日によって現れる症状が変わり、どこへ相談すればよいか分からない
自律神経失調症では、めまい、動悸、不眠、胃腸の不調などが重なり、そのつらさには疲労や睡眠、ストレス、生活環境など、複数の要因が関係していることがあります。
症状を別々にみるのではなく、身体全体の状態に目を向ける東洋医学・鍼灸(経絡治療)には、次の3つのメリットがあります。
自律神経失調症に、鍼灸【経絡治療】を取り入れる3つのメリット

◆いくつもの不調に、全身からアプローチできる
東洋医学は、人体を「氣」というエネルギー体として捉える「氣の医学」です。
全身には氣の流れるルートである経絡が巡り、五臓六腑の働きとつながっていると考えます。
経絡の流れが滞ると、その経絡上に複数の不調が現れることがあります。
そのため、鍼灸で経絡の流れを整えることで、一つの症状だけでなく、同じ経絡上に現れているいくつもの不調も一緒に回復へ向かいやすくなります。
◆一人ひとりの背景と身体に合わせた「完全オーダーメイド施術」ができる
同じ自律神経失調症でも、症状の現れ方や発症のきっかけ、睡眠、疲労、ストレス、生活環境、年齢、体質など、その背景は一人ひとり異なります。
「症状名が同じだから同じツボ」と一律に決めるのではなく、脈診を要に四診から「証」を立て、症状のある経絡とその虚実を見極めたうえで、使うツボと刺激量を決めます。
五感を研ぎ澄まし、脈や身体の微細な変化を指頭感覚で捉えながら、そのときの状態に合わせた完全オーダーメイド施術を行います。
◆薬を使わず、必要な治療と組み合わせられる
鍼灸は薬を使用しない施術です。
経絡・氣血・五臓六腑を整えることで、その方が本来持っている自然治癒力が働きやすい身体を目指します。
医療機関での検査や治療、服薬などと並行しながら、身体を別の角度から支える方法として取り入れることができます。
東洋医学からみた自律神経失調症とは?
◆陰陽・氣血・五臓六腑の調和から捉える
「自律神経失調症」にそのまま対応する病名は、東洋医学古典にはありません。東洋医学では、めまい、動悸、不眠、疲労感、胃腸の不調、冷えやほてりなどを一つずつ確認しながら、陰陽・氣血・五臓六腑の状態と、そのつながりから捉えます。
心は血脈や精神活動、肝は氣の巡りや感情、筋、月経、脾胃は飲食物の消化と氣血の生成、肺は呼吸や発汗、腎は精や水分代謝、身体の活力と深く関係すると考えます。
『黄帝内経・素問・霊蘭秘典論篇』には、「凡此十二官者、不得相失也」とあります。五臓六腑はそれぞれ異なる役割を持ちながら、互いに連携して働くことが大切だという意味です。
また、『素問・挙痛論篇』には、「驚則氣亂、勞則氣耗、思則氣結」とあります。驚きは氣を乱し、過度の疲労は氣を消耗させ、思い悩むことは氣の巡りを滞らせるという意味です。東洋医学では、身体だけでなく、疲労や感情、生活の状態も氣の働きに影響すると考えます。
◆自律神経失調症に関連する主な経絡
現れている症状によって、関係する経絡は異なります。
動悸や眠りの乱れ、胸部の不快感には心経・心包経、緊張や頭痛、筋のこわばり、月経に伴う変化には肝経、疲労感や食欲、胃腸の不調には脾経・胃経が関係します。息苦しさや発汗には肺経、冷えやほてり、強い疲労感などには腎経との関係も確認します。
ただし、症状のある場所や一つの症状だけで経絡を決めることはできません。併発する不調や脈の状態などから、症状のある経絡とその虚実を見極めます。
◆同じ自律神経失調症でも、症状により「証」は異なる
東洋医学では、同じ自律神経失調症でも、その背景となる「証」(東洋医学の診断名)は一人ひとり異なります。
氣血の不足や滞り、冷え、疲労、五臓六腑の働きの弱りなど、どのような状態が背景にあるかを、脈診を要とした四診で見極めます。
古典に存在しない現代の病名を直接当てはめず、「五臓六腑の連携」と「心身や生活による氣の変化」という古典理論を基礎に構成しました。関連経絡も固定せず、症状と「証」によって異なることを明確にしています。
現代医学からみた自律神経失調症とは?
自律神経失調症は広く使われている呼び方ですが、単一の原因や統一された診断基準を持つ一つの病気ではありません。
一般には、検査で症状を十分に説明できる身体の病気が確認されない一方、めまい、動悸、倦怠感など、さまざまな不調が続く状態を表す言葉として使われています。
◆自律神経は、身体の状態に合わせて働きを調整する
自律神経は、自分の意思とは関係なく、心拍、血圧、呼吸、消化、発汗、体温調節など、生命を維持するための働きに関わっています。
主に交感神経と副交感神経があり、活動や緊張、休息、睡眠、食事など、そのときの状況に応じて身体の状態を調整しています。どちらか一方がよいというものではなく、両方が必要に応じて働くことが大切です。
◆症状は一つではなく、全身に現れることがある
自律神経失調症と呼ばれる状態では、めまい・ふらつき、頭痛・頭重感、動悸、倦怠感、不眠、胃腸の不調、冷え・ほてり・発汗など、身体のさまざまな場所に症状が現れることがあります。首・肩こりなど、ほかの不調が重なる方もいます。
同じ方でも、疲労や睡眠、月経、仕事や生活環境などによって、症状の種類や強さが変化することがあります。
◆一つの原因に決めつけず、似た症状を起こす病気と区別する
症状の現れ方には、睡眠不足や疲労、不規則な生活、心理的な負担、ホルモンの変化など、身体・心理・生活上の要因が重なって関係することがあります。「ストレスだけが原因」と決めつけることはできません。
また、貧血、甲状腺疾患、心疾患や不整脈、耳の病気、更年期障害、睡眠障害、不安症やうつ病などでも、似た症状が現れることがあります。そのため、症状に応じた診察や検査によって、ほかの病気が隠れていないかを確認することが大切です。
安心して鍼灸を取り入れていただくために
医療機関の検査で大きな異常が確認されないものの続く不調や、治療を受けても繰り返す不調には、身体全体の状態を整える方法として鍼灸をご相談いただけます。
ただし、次のような症状がある場合は、鍼灸より先に医療機関での評価が必要です。
・突然の強い胸痛や締め付けられるような胸痛、急な呼吸困難がある
・意識を失った、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんがある
・突然、これまで経験したことのない激しい頭痛が起こった
・顔や片側の手足に麻痺やしびれがあり、言葉や見え方にも異常がある
・突然ひどくふらつき、支えなしでは立てない、歩けない
・激しい動悸に胸痛、呼吸困難、冷や汗、失神などを伴う
これらは救急対応が必要となる可能性があるため、迷わず119番へ連絡してください。
急激な症状でなくても、症状の回数や強さが増している、日常生活への支障が大きくなっている、症状を抑える薬を使用する日が増えている場合は、早めに医療機関へご相談ください。
氣愛鍼灸院でも安全性を大切にしています。状態を確認したうえで、必要な検査や治療と並行しながら鍼灸を受けていただけます。
氣愛鍼灸院の自律神経失調症へのアプローチ
◆脈診を要に、四診で全体を診る
氣愛鍼灸院では、自律神経失調症という病名だけで施術内容を決めません。
めまい、動悸、不眠、胃腸の不調、冷えやほてり、疲労感などの症状に加え、睡眠、内臓機能、月経、仕事や生活環境、ストレスなども含め、望診・聞診・問診・切診の四診で確認します。
その中でも脈診を要に「証」を立て、症状のある経絡とその虚実を見極めます。同じ自律神経失調症でも、一律に同じ経絡やツボを使わず、その方の状態に合わせて施術方針を決めます。
四診から導いた「証」による施術は、
病名がないものにも対応できるのが東洋医学鍼灸の強みです。
※ 表は左右にスライドしてご覧いただけます。
| 四診 | 自律神経失調症で確認する内容の例 |
|---|---|
| 望診 | (舌診ほか)顔色・表情・舌、体格、姿勢、目の状態、動作、歩き方などを観察する |
| 聞診 | 声の強弱や話し方、呼吸音、咳・痰の音、体臭・口臭、聞こえる・感じ取れる情報を確認する |
| 問診 | 最もつらい症状、発症時期、症状の日内変動、めまい・動悸・発汗・冷え・ほてり、睡眠、食欲、胃腸症状、便通・排尿、月経、疲労、ストレス、生活習慣、服薬、検査結果などを伺う |
| 切診 | (脈診・腹診含む)脈診を要に、腹部、経絡・経穴、皮膚の温度・緊張・湿り気など触れて確認する |
| 四診合参 | 一つの症状や所見に決めつけず、四診の情報を照合して全体像を捉え、施術方針につなげる |
◆【経絡氣鍼術】鍼灸(経絡治療)× 氣愛式気功術で、全身を丸ごと調整

氣愛鍼灸院の「経絡氣鍼術」は、鍼灸(経絡治療)と、氣愛式気功術を融合した独自の全身調整です。
①氣愛式気功術 / 経絡治療の効果を引き出すために、背骨・骨盤のバランスや身体の緊張を整えます。
②経絡治療 / 脈診を要に四診から「証」を立て、全身の経絡・氣血・五臓六腑を整えます。
経絡治療で、一つの症状だけでなく、いくつもの不調を一緒に回復へ向かわせるには、いくつかのプロセスがあります。
・東洋医学の古典に基づく理論体系に沿って「証」を決定
・整えるべき経絡を見極める。
・要となる脈診で、生きているツボを選定し、鍼を使いわけ、刺激量を調整する。
証の決定、経絡とツボの選定には、根拠となる古典の法則を使った8つ以上の診断法を使います。
そのため、施術者の主観が入らず、再現性と整合性があり、結果に対して納得いく説明ができます。
しかし、これには非常に繊細な熟練の技術を必要とします。
知識だけで身につくものではなく、長年の修練と豊富な臨床経験によって磨かれる技術です。
そのため、高い精度で経絡治療を行える施術者は限られているのが現状です。
院長の吉川は、長年にわたり現場で臨床を重ね、数多くの難治性の症状に向き合いながら、その技術を磨き続けてきました。
この経絡治療と氣愛式気功術を融合して完成させたのが、当院独自の完全オーダメイド施術の「経絡氣鍼術」です。
「経絡氣鍼術」は、氣愛鍼灸院でしか受けることのできない施術です。
◆刺さない「てい鍼」を中心とした身体に負担の少ない施術
自律神経失調症に悩む方の中には、疲労や睡眠不足、緊張、体力の低下、刺激への過敏が重なり、強い刺激を負担に感じる方もいます。
氣愛鍼灸院では、皮膚に刺入しない「てい鍼」を中心に使用します。てい鍼は、皮膚に刺さず、経穴や経絡に接触させて用いる伝統的な鍼具です。
脈の変化や身体の反応を確認しながら、一人ひとりに合わせて刺激量を細かく調整します。強く揉む、押す、深く鍼を刺すことを目的とせず、その方の「証」に基づいて、主に手足を中心とした必要最小限のツボを選び、経絡を整えます。
自律神経失調症でお悩みの方へ
いくつもの不調が重なり、日によって体調が変わると、「いつまで続くのだろう」と不安になることがあります。
検査で大きな異常がなくても、つらさを一人で我慢する必要はありません。
氣愛鍼灸院では、必要な医療を大切にしながら、本来の調子と活力を少しずつ取り戻していけるよう支えていきます。